卵とオレンジの日々。 忍者ブログ
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汐音 凛
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性別:
女性
趣味:
観劇・扮装・食い倒れ・旅
自己紹介:
宝塚ファンまっしぐら。
バカまっしぐら。

宝塚を愛し過ぎてうっかり扮装(笑)衣装から何から全て手作りですよ〜
バカですv

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2007/12/24 (Mon)
一番最初に印象に残ったのは「ヴェロニック」のコクナールだろう。
八重歯が可愛くて、みどりちゃん演じる気の強い奥さんアガートの尻に敷かれ可笑しくて可笑しくてかなり可愛かった。

城みちるに似てるなーっと思った。(笑)
3枚目が似合うなーっと思った。 


それからしばらく宝塚からすっかり離れていた私は、大好きな作品「あさきゆめみし」が宝塚で上演されるときいて久々に劇場へ向かった。
刻の霊 。
「何だその役っ!!」
っと原作にはないその訳の分からん役にビビりつつも、花道真横に座った私はすぐ横に立ち尽くす刻の霊 に釘付けになった。
醸し出す独特のオーラが、中性的でミステリアスなビジュアルが本編がどう進んでいるのか分からなくなっちゃうくらい私を釘付けにした。
「この人のトートが見たい!」

そして、花組「エリザベート」をきっかけに私は宝塚へと舞い戻る事になる。大劇場立ち見での初観劇。私は爆笑した。
あまりにもナルシストで、あまりにもクネクネとした動きで、
私の中のトートの概念が変わった。
笑い過ぎて大好きになった。

東京公演千秋楽。
新人公演ではいつもコンビを組んで、戦友として戦ってきたみどりちゃんを送り出すオサさんはとても寂しそうで辛そうだった。今にも泣きそうだった。私は泣いた。最高の笑顔で去って行くみどりちゃんを見送るオサさんの寂しげな表情がとても印象に残っている。
今思えば、それからオサさんは沢山の人を見送らなければならなかった。
オサさんを支えていた人たちはこの5年間でどんどんオサさんの元を去っていった。その度に、オサさんはちょっと寂しそうな、切なそうな、辛そうな表情をしていた。笑顔の中に悲しみを隠して。

みどりちゃんとオサさんの♪私が踊る時は、私の中でとても大切なシーンだ。今の私の全ての出発点。あの二人を越える♪私が踊る時を今だ聞く事ができない。あの二人だからこそ、戦友だった二人の呼吸だからこそのあのシーン。銀橋での二人のやり取りは今思い出しても血の沸き返る様な興奮と感動があった。

みどりシシィの戴冠式のドレスに憧れた事から私達の全てが始まった。
華劇の二人はあのシーンが無ければ一生出会う事も無ければ、こんな趣味を持つ事も無かった。緒海のエリザベートと私のトート。


私達の原点☆


いつの間にか私は男役もするようになり、衣装もドンドン増えて今に至っている。あの頃の私達はすっかりすみれ色に染まっていて、オサさんの公演はすべて衣装を作ってみないと気が済まなかった(笑)

・「エリザベート」
・「あかねさす紫の花」
・「レビュー誕生〜スワンレイク〜」
・「ジャワの踊り子」
・「不滅の棘」
・「天の鼓」
・「TAKARAZUKA舞夢」
・「ファントム」






私が作ったオサさんの衣装は15着を越えている(笑)

今、私はオサさんのファンか?っと聞かれると正直に「そうだ!」とは言い切れない。もちろんオサさんは好きだけど、今の私の気持ちはファンというのとは違う気がする。

変な例えだけど、昔の恋人。
今日のオサさんの退団は昔の恋人の結婚式の様な気分だ。

トートのナルシストっぷりが大好きだった。
エロールの流し目が好きだった。
中大兄皇子の歪んだ口元にドキドキした。
ゼウスのウイッグにビックリした。
エリックのはかない歌声に涙した。
運動会のオサアサをずっと観察していた。
空港のデカイ看板にビックリした。
未だに笑顔の中の八重歯を探してしまう。


やっぱり、私の中ではいつまでもコクナールなのかもしれない。

「オサさんが退団する時に、私達も一緒に退団しよう!」
っと、4年前の私達は密かに誓いを立てていた(笑)
結局私達はまだ少し、ここに留まる事になりそうだけど
オサさんの退団を機に、なにか1つの青春が終わった様な…何とも言えない気持ちがこみ上げてくる。

あの歌声が聞こえなくなるのだと、
あの姿が宝塚の舞台から居なくなるのだと、
そう思うと、たまらなく寂しい。

幸せそうな舞台姿だった。
きっと満足して、充実した気持ちで退団して行くのだろう。

おめでとう!とありがとう!!
そして、お疲れさまでした!!!

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